- スタイルガイド「美住」
- 外観コーディネイトの手順
- イメージスケールを活用してイメージを具体化
イメージスケールは、配色とイメージ(感性)を整理したナビゲーションツールです。
イメージワードや全体の位置関係を参考にしながら最適な色柄の選定を行うツールとして活用してください。
住まいづくりのプロセスでは、お施主様と設計担当者の円滑な意思疎通が大切です。
お施主様の希望する色柄の組み合わせと設計担当者が提案するイメージのすり合わせにこのツールを活用してください。
また連棟や規模の大きな分譲住宅の場合には、トータルな街並みの色彩計画に活用することをお勧めします。
色彩投影法という手法を使い、配色と言葉を座標軸上に位置付けています。横軸のWARM 方向には暖色系の配色が、COOL 方向には無彩色系や寒色系の色が配置されます。縦軸のSOFT方向は明るくやわらかい感じ、HARD方向には暗く重厚な感じの色が配置され、それぞれの配色に対応する言葉が位置付けられています。
※イメージスケールは、(株)日本カラーデザイン研究所が開発したオリジナル手法であり、知的所有権、著作権で保護されています。
淡いイエロー系やベージュ系のプレーン柄をベースに使い、オレンジ系や赤系のストーン柄やタイル・レンガ柄で張り分けます。気分が明るく元気になるような、楽しさや華やかさを感じる組み合わせです。
ベージュ系やアイボリー系のプレーン柄に、ストーン柄やタイル・レンガ柄、木目柄などを組み合わせます。いつまでも飽きの来ない、気持ちがほっと落ち着く穏やかなコーディネイトです。
ブラウン系やセピア系のダークなトーンのタイル・レンガ柄やストーン柄に、明るいプレーン柄で張り分けます。年月を経たような味わいのある、重厚で落ち着いた雰囲気が特徴の組み合わせです。
ベージュ系を中心としたプレーン柄に、ストーン柄やタイル・レンガ柄をデリケートなトーン差で張り分けます。穏やかなトーンの組み合わせの中に、上品さと洗練された雰囲気を感じるコーディネイトです。
細かな柄のストーン柄や木目柄、プレーン柄に、白やメタリックカラーのボーダー柄を合わせコントラストを付けます。ナチュラルな色柄にクールな質感を対比させた、現代的な新しさを感じさせるコーディネイトです。
グレイッシュなストーン柄やタイル・レンガ柄に少しトーンを変えた木目柄やプレーン柄などで張り分けます。もの静かな中にも、知的で落ち着いた雰囲気を感じる、都会的なイメージのコーディネイトです。
ダークな木目柄やボーダー柄、ストーン柄をベースに使い、明るいプレーン柄と組み合わせメリハリを付けます。ハードな明暗のコントラストが、キリッとした大人のセンスを感じさせる組み合わせです。
メタリックなボーダー柄や、無彩色のストーン柄などを中心に組み合わせ、明暗のコントラストを付けて張り分けます。クールで幾何学的な色柄の組み合わせが、斬新さと大胆さを感じさせるコーディネイトです。
白のプレーン柄やストーン柄の全面単色張り、またはライトグレーのボーダー柄などを組み合わせ、全体の一体感を出します。白の特徴であるクリアな清潔感や爽やかさが印象的なコーディネイトです。