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意外と大切な「色彩心理効果」

外装の色は光の当たり方や大きさによって、見え方が変化します。そうした色の性質や効果を知ることで、より実践的な色彩計画が可能になります。

面積効果1 広い面積になると色の印象が変わります

ココがポイント!

張り上がった外壁は小さいサンプルで見た場合よりも、色の印象が強調されて見えます。日中の晴天時の場合、明るい色はより明るく、暗い色はより印象が暗く見えます。また、色み(彩度)も強く感じることが多いため、選定に際しては注意が必要です。

面積効果2 距離が遠ざかるにつれて、柄は目立たなくなります

柄については、見る位置が遠ざかるにつれ、目地や細かな色柄がミックスされ単色に見えます。特に大きな柄の場合はサンプルで5メートル以上離れた位置から確かめてみるとよいでしょう。

色彩心理の知識

色の進出と後退効果

同じ距離から見た場合、黄色などの鮮やかな暖色系の色や、白などの明るい色は手前に進出して見え、青などの寒色系や黒などの暗い色は後退して見えるという性質があります。

色の心理的な重さ

見た目の重さは、明るさに左右されます。色相に関わらず、明るい色の方が軽く見え、暗い方が重く見えます。また明るい色は暗い色に比べて大きく見えるという法則があります。

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