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  • 道路向きと外観の関係

道路向きに左右される外観の要素とは?

道路に接する家の方角によって、敷地に対するレイアウトや間取りが大きく左右されます。道路向きによって生じるプランのちがいを理解しておきましょう。

北側道路のプラン

張り分けの見せ場が多い

一般には日当たりのよい南側に居室が配置されるため、道路側には玄関や水まわり、階段といったスペースがレイアウトされます。北側玄関は暗いと言われていますが、南側にリビングやバルコニーが広くとれるというメリットがあります。

道路から見た時には、小さな窓が点在するファサードとなりやすく、壁面の占める割合が高い外観となります。このため、上下階の窓の位置を揃えたり、外壁面に起伏を付けることによって、いろいろな張り分けが可能です。

上下階の窓に通しのサッシを使い、タテ方向に張り分け、アクセントにした例。
2階の出窓の張り出し部分をドアと同じ色の木目柄で張り分けた
コーディネイト。

南側道路のプラン

バルコニーがポイント

南側道路の特徴は、道路側に庭やアプローチ、居室が配置されることが多いことです。日当たりが良いので、窓が大きくとられ、バルコニーも道路側に面しているのが普通です。

バルコニーをうまく活用した張り分けがポイントとなります。水平方向の張り分けがしやすい場合が多いのですが、垂直方向も意識して利用して単調にならないよう注意するとよいでしょう。

タテとヨコをミックスさせて、十字型の張り分けで個性を出した例。
柱型を設けて、ストーン柄で張り分けることで、グレード感のある南欧風に。
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