金属よ、リアルを越えろ。
[DanサイディングiD塗装・隠目地]
軽量で建物への負担が少なく、断熱性や耐凍害性も優れたDanサイディング。性能が評価される一方で、長年の課題と言われてきたデザイン性を高めるために。業界に先駆けて導入した、2つの技術とは。
味気ないデザインをなんとかしたい!
煉瓦柄だけど、なんだか絵が描いてあるだけみたい。木目柄なんだけど、やっぱりどこか金属っぽい。今までの塗装技術では色数に制限があり、風合いや温かみなどのリアルさに欠けてしまう。金属サイディング(Danサイディング)は機能重視だから、デザインはしょうがない・・・。そんな印象を払拭するために、Danサイディングで導入したのが新しい塗装技術「iD塗装」でした。
※「iD」とは、「infinity」「imagination」「Dynamic」「Design」の頭文字をとった造語です。
デザインの可能性を拡げる新・塗装技術。
「iD塗装」は、オフィスなどで使われているカラープリンターと同じような方法で色や模様をプリントする塗装技術です(インクジェットプリントと言います)。ベースの鋼板に目に見えないほど微細なインクの玉を吹き付け、複雑なデザインも高精度に描き出すことができます。たとえば木目柄のリアルな色ムラや、煉瓦柄の温かみのある風合いなど。自然なグラデーションや、はっきりとした輪郭などを美しく再現できるようになりました。
高度な再現性を活かした表現へ。
たとえば、ところどころに錆(さび)を施したラフな印象のデザインや、従来にないような彩り豊かなカラーリングのデザインなど。今までとはひと味違う「iD塗装」ならではのデザインも続々と登場。今までにないような斬新な発想のパターンや、海外のトレンドを意識した色調など、デザインの可能性を大きく拡大しています。
壁面全体としてもリアルさを追求。
サイディングの板本体だけでなく、壁面全体として“きれいな壁”であるために。サイディング同士の継ぎ目部分(かんごう部)を、すっきり仕上げる「隠目地(かくしめじ)」を開発しました。サイディングの板を組み合わせた際に、継ぎ目部分に入る線(目地)が目立ちにくく、デザイン性を損なわない美しい仕上がりに。細部まで徹底的にこだわり抜いて生まれた、Danサイディングの隠れたポイントです。
外壁に真摯に向き合ってきたメンバーで構成されたチームです。メーカーならではの視点で外装の基礎知識から役立ち情報まで幅広くお伝えします。