性能と特徴
防火性能や耐震性能など、AT-WALLは優れた性能で安心・快適な暮らしに貢献します。
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防火性能
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断熱性能
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耐震性(軽量性)
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通気構法
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耐凍結融解性能
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無石綿
防火性能
大切な住宅を火災から守ります。
[AT-WALL]は、国土交通大臣認定の不燃材料・準不燃材料です。構造体としては、防火構造、および準耐火構造の認定を受けています。燃えにくいだけでなく、煙や有毒ガスの発生もありませんから、住宅用外壁材として、安全性に優れています。
[AT-WALL]の防火性能
性能区分 | 耐火時間 等級 |
分類 | 認定・指定番号 |
---|---|---|---|
不燃材料 | ____ | (1)* | NM-3294-1 |
(2)* | NM-1799 | ||
(3)* | NM-2204 | ||
(3)* | NM-2607 | ||
(4)* | NM-3744 | ||
(5)* | NM-4282(1) | ||
準不燃材料 | ____ | (6)* | QM-0668 |
防火構造 | 等級2 | 木造下地 | PC030BE-9201 |
不燃下地 | PC030BE-9202 | ||
30分準耐火構造 | 等級2 | 軒裏 | QF030RS-0190 |
45分準耐火構造 | 等級3 | 外壁(耐力) | QF045BE-9226 |
間仕切り壁 | QF045BP-9070 | ||
柱 | QF045CN-9032 | ||
軒裏 | QF045RS-9122 | ||
1時間準耐火構造 | 等級4 | 外壁(耐力) | QF060BE-9225 |
間仕切り壁 | QF060BP-9069 | ||
柱 | QF060CN-9031 | ||
軒裏 | QF060RS-9121 | ||
1時間耐火構造 | 等級4 | 非耐力(断熱材なし) | FP060NE-0252(1) |
非耐力(断熱材あり) | FP060NE-0252(2) |
- 弊社製品の不燃下地への施工は、必ず厚さ15mm以上の商品を金具留め施工にてお使いください。
- 個別の不燃材料・準不燃材料認定番号に該当する一般名称は以下の通りです。
- 両面アクリル樹脂系塗装/パルプ混入セメント板
- 両面合成樹脂塗装/繊維混入セメント押出成形板
- 合成樹脂塗装/有機質系繊維混入セメントけい酸カルシウム板
- 合成樹脂塗装/パルプ繊維混入セメントけい酸カルシウム板
- 合成樹脂塗装/パルプ・ポリプロピレン繊維混入けい酸カルシウム板
- アクリル樹脂系塗装/繊維補強セメントけい酸カルシウム板
- 上記の等級は「住宅品質確保促進法」性能表示項目「火災時安全に関すること」の延焼のおそれのある部分の耐火時間等級に相当します。
- AT-WALLの防火・準耐火認定番号は、充填断熱工法(柱、間柱間の中空部に断熱材を充填する工法)において、グラスウールやロックウールを使用した場合の壁構成に適合しています。そのため、外張り断熱工法には使用できません。
- 外張り断熱工法においては、要求される防火、準耐火認定に適合した断熱材を使用してください。外張り断熱工法の認定番号およびその認定内容の詳細については、各断熱材メーカー又は団体にご確認願います。
断熱性能
モルタルの約6倍の断熱性能を有しています。
近年我が国をはじめ世界各国で省エネルギーが国家的重要問題として検討されています。
具体的には太陽熱利用(ソーラーシステム)、地下熱利用、外断熱、内断熱、などの広い分野で開発が進められています。我が国でも、建築における断熱性能が重要視されています。[AT-WALL]は優れた断熱性能を有する省エネルギー外装材です。
[AT-WALL]及び他の材料の熱伝導率比較
kcal/mh℃ | W/m・K(※) | |
---|---|---|
AT-WALL | 0.19 ~ 0.21 (1) | 0.22 ~ 0.25 (1) |
アルミニウム | 180 (2) | 209.30 (2) |
モルタル | 1.10 (2) | 1.28 (2) |
コンクリート | 0.95 (2) | 1.10 (2) |
ALC | 0.13 (2) | 0.15 (2) |
石こう板 | 0.12 (2) | 0.14 (2) |
- 旭トステム外装[AT-WALL]は弊社による測定値。
- 日本建築学会編「建築設計資料集成 環境1」による。
- 1kcal=4.18605kJ計算法による。 少数点以下3桁を四捨五入しています。
耐震性(軽量性)
モルタルの約1/2の軽さで建物への負担を軽減します。
外装材の重量は、地震の際に柱や梁にかかる負担を大きくする原因にもなります。
[AT-WALL]は、同等の防火性能をもつモルタル外壁に比べ、約1/2の軽さで、柱や梁への負担が小さくて済みます。
[AT-WALL]及び他の材料の比重比較
材料名 | 比重 |
---|---|
[AT-WALL] | 0.9~1.1 |
アルミニウム | 2.70 |
鉄板 | 7.86 |
モルタル | 2.00 |
コンクリート | 2.22 |
石綿スレート | 1.50 |
京壁 | 1.30 |
ALC | 0.60 |
合板 | 0.55 |
石こう板 | 0.71~1.11 |
- 日本建築学会編「建築設計資料集成 環境1」による。
旭トステム外装[AT-WALL]は弊社による測定値。
通気構法
湿気から家を守り、永く快適な生活を約束します。
[AT-WALL]の外壁通気構法は[AT-WALL]と透湿防水紙(スーパーシート)の間に通気層を設ける構法です。
この通気層が建物の快適性と耐久性を維持します。
外壁通気構法の効果
[AT-WALL]の外壁通気構法には、壁体内部の結露防止に効果があると同時に、万が一[AT-WALL]の裏側に雨がはいっても通気層が速やかに雨を落とし、屋外に排出させ、壁体内に雨漏りすることを防ぎます。また夏期や温暖地での日射に対して遮熱効果のあることが、実験によって、確かめられています。
旭トステム外装の標準構法は外壁通気構法です。
[AT-WALL]の通気構法
耐凍結融解性能
寒冷地にも適合する単層構造
積層法で造られた外壁の場合、層と層の間に入り込んだ水滴が昼夜の寒暖差などによって凍結・融解を繰り返し、層間剥離を引き起こすことがあります。「AT-WALL」は単層構造のため、こうしたトラブルが大幅に回避され、寒冷地※でも安心してご利用いただけます。
- 各商品の適用地域区分については「AT-WALL適用地域区分」をご参照ください。
[AT-WALL]の凍結融解試験
試験方法は+4.4℃1時間、-17.8℃3時間を1サイクルとして繰り返す方法です。
[AT-WALL]
積層法で造られた一般の外装材の一例
無石綿
住む人にやさしい無石綿外装建材です。
[AT-WALL]は、補強繊維として人体に有害といわれる石綿のかわりに、有機繊維を用いた独自の技術で作られています。住む人にも、地域の人にも、工事をする人にも安心してお使いいただけます。
公認機関USTCによる報告書
上記の報告書は「無石綿窯業系外装材」が米国EPA(Environmental Protection Agency)による公認機関USTC(United States Testing Company,Inc.)により無石綿であることを証明しています。