- 助成金を使うには?
- まず、耐震診断を専門家にしてもらう前に、市区町村の窓口に相談する必要があります。対象となる住宅を制限している場合(例えば昭和56年以前に建築されている等)が多いので注意が必要です。もしリフォーム会社・工務店・設計事務所などと打合せが進んでいる場合は、工事に入る前に確認しておきましょう。
- 耐震リフォームで失敗しないためには?
- まず、要望をしっかり伝えましょう(窓を残したい、室内はいじらないでほしい等)。そして、補強の内容・見積はしっかり説明してもらい、納得がいくまで打合せしましょう。また、できれば耐震設計を依頼した建築士に工事監理をしてもらいましょう。設計図上では耐震性が確保されていても、実際の工事が設計どおりに行われていなければ、家は安全になりません。工事監理費用が追加になる場合がありますが、プロの眼でチェックしてもらえるので安心です。
- パンチくんはどのような家にも対応できるの?
- 使用できる建物には以下のような制限があります。
- 建物の用途:住宅(事務所・店舗併用住宅を含む)
- 建物の工法:在来軸組工法、伝統的工法※
- 建物の規模:2階建て以下、延べ床面積500m2以下
- 柱間モジュール(柱芯々距離):910mm、真壁角管タイプのみ910mm、950~985mm
- 高さ方向:パネル高さ
真壁角管タイプ:2270mm(パネルユニット仕上がり高さは2300mm)
真壁木枠タイプ・大壁タイプ:2300mm
- 横架材内法高さ:2350~2930mm
- 適応部位:内壁(外周部の室内側も含む)
- 横架材サイズ:105mm角以上の断面を有するもの
※在来軸組工法、伝統的工法ともにパンチングを耐力としてカウントできるのは、無開口部分のみで、垂れ壁、腰壁に使用することはできません。
- パンチくんを使った改修(リフォーム)はどこに頼めばいいの?
- 木造耐震診断技術者の資格を有しかつ旭トステム外装(株)登録の設計者がいる、設計事務所・リフォーム会社・ハウスメーカー・工務店等にご相談ください。
■設計者条件
- 建築士かつ(一財)日本建築防災協会または都道府県、定期報告取り扱い地域法人、全国の建築士会、全国の建築士事務所協会が主催する「木造住宅の耐震診断と補強方法」 講習会受講修了者。
- 旭トステム外装(株)が主催した耐震補強設計・施工技術説明会を受講された方。もしくはこれに準ずる技術指導を受けた方。
■施工者条件
- 旭トステム外装(株)が主催した耐震補強施工技術説明会を受講された方。もしくはこれに準ずる技術指導を受けた方。