塗膜に親水機能を付加することで、外壁表面が汚れよりも水となじみを良くする「セルフッ素コート」／「ナノ親水」／「セルクリンコート」。この親水機能のおかげで雨など水滴が外壁に付くと汚れと外壁表面の間に水が入り込んで、汚れを自然に洗い流します。太陽光を必要としないため、北面、日陰、夜間でも100％の効果を発揮します。 塗膜面に汚れが付着します。   汚れが壁を伝って下に広がります。   水が流れ落ちても汚れは付着したままです。 （汚れの下に入り込まず上を流れてゆきます） 親水面に汚れが付着します。 ※従来商品に比べ静電気がおきにくく、もともと汚れ自体がつきにくくなっています。   雨が降り、親水面に水滴が付着します。   親水面と汚れの間に雨の水滴が入り込み汚れが流れ落ちます。 注）実際の汚れの付きにくさ、落ちやすさは、汚れの種類や環境などによって異なります。 通常サイディングは毎日の紫外線や熱の影響で樹脂が劣化、表面の光沢が失われ、色褪せが進行します。「セルフッ素コート」は旭硝子が開発した超耐候性塗料用フッ素樹脂「ルミフロン」をベースに、紫外線（UV）吸収剤や光酸化反応防止剤などを配合した水系の塗料。他のフッ素樹脂と比べて紫外線に対する耐候性が格段に優れています。「セルクリンコート」はアクリルシリコンベースに様々な調合を重ねた水系の塗料で優れた耐候性を発揮します。「ナノ親水」は表面をガラス化することで独特の風合いと優れた耐候性を実現しています。 ＊スーパーUV試験：強い日差しや熱・雨などの過酷な自然条件を短時間で再現する試験。 ※施工場所・使用条件により異なりますが、当社規定では６００hrが１０年に相当します。 ＊メタルウェザー試験：強い日差しや熱・雨などの過酷な自然条件を短時間で再現する試験。 ※施工場所・使用条件により異なりますが、10００hrが１０年に相当します。 静電気をすぐに放電してしまい、帯電しにくいのも特徴です。そのため空気中のほこりや汚れを吸着しにくくなりました。 シックハウス症候群は、建材や接着剤などに含まれる有害なホルムアルデヒドや揮発性有機化合物が空気中へと放散されることが原因です。 「セルフッ素コート／セルクリンコート」は人体や地球環境に悪影響が少ない水系塗料でホルムアルデヒドの発散は全くありません。 旭トステム外装では、循環型社会の構築をめざした商品づくりに取り組んでいます。その貢献度に対して、独自の評価基準を設け、貢献が認められる商品を旭トステム外装の｢エコ推奨品｣に選定し、対象商品にはエコラベルを表示しています。 塗膜に防藻・防カビ機能を強化しました。 藻は塗膜表面での光合成を遮断することで成育を防止、カビは防カビ成分の配合で成育を抑制しています。 耐候性に非常に優れる「セルフッ素コート／ナノ親水／セルクリンコート」は、塗り替えやメンテナンスの回数が少なく、結果的に経済的な塗料です。（親水性フッ素による塗り替えは鋭意開発中です。）