外観上のご注意と掲載マークの見方について

外観上のご注意

●窯業系サイディングAT-WALLは、合じゃくりを重ね合わせて壁面をつくっております。このため板間のつなぎ目は見えるものとなります。日の当たり方や見る角度によって微妙な影が落ち目立つこともあります。
●マルチトーンの塗装品は自然な濃淡の色表現のために化粧目地部に部分的な色を入れている商品があります。
●板間の柄の通りについて、板間のジョイント部においては目地や柄の通りにズレが生じることがあります。（図1 参照）
●化粧目地の通りについて、化粧目地寸法精度は±1.5mmですので、接合部で化粧目地の通りが2mm前後ズレる場合があります。（図1 参照）
●表面に凹凸がありますので、板間の接合部（三辺合じゃくり工法・新四辺合じゃくり工法におけるシーリングレスの同質出隅及び同質入隅との接合部を含む）などで段差が生じることがあります。（図1 参照）
●三辺合じゃくり工法品・新四辺合じゃくり工法品の接合部においては（シーリングレスの同質出隅及び同質入隅との接合部を含む）2mm前後のスキ間が生じることがあります。（写真参照）
●同質出隅及び同質入隅部材について、柄にたて方向の目地が入る商品ではたて目地の位置は、同一ではありません。（図2 参照）

掲載マークの見方

厚み

基材の基準厚みが18ミリの窯業系外装材です。
基材の基準厚みが16ミリの窯業系外装材です。
基材の基準厚みが15ミリの窯業系外装材です。
基材の基準厚みが14ミリの窯業系外装材です。
基材の基準厚みが12ミリの窯業系外装材です。（軒天シリーズのみ）

工法

シーリングレス工法

板間の継ぎ目が目立ちにくく、美しく仕上げられます。「三辺合じゃくり工法」と「新四辺合じゃくり工法」の２種類です。
三辺合じゃくり工法

サイディングの三辺に合じゃくりを施し、板間のシーリング充填を削減した工法です。
新四辺合じゃくり工法

サイディングの四辺に合じゃくりを施し、板間のシーリング充填を削減した工法です。専用の部材を使えば、出隅部の目地がない、すっきりとした納まりも可能です。
金具留め工法

柱・間柱上にクリアランス15㎜の金具を留め付けて胴縁を使用せずに金具のみで通気層を確保する横張り工法です。
原則、釘などが表面に現れず美しい仕上がりが可能です。
金具留め工法

下地となる胴縁（縦胴縁）上にクリアランス5㎜の金具を留め付けて通気層を確保する横張り工法です。
原則、釘などが表面に現れず美しい仕上がりが可能です。
金具留め工法

下地となる胴縁（縦胴縁）上にクリアランス2㎜の金具を留め付けて通気層を確保する横張り工法です。
原則、釘などが表面に現れず美しい仕上がりが可能です。
金具は釘で固定することになるため、木造の下地が必要となります。
金具留め工法

柱・間柱上にクリアランス15㎜の金具を留め付けて胴縁を使用せずに金具のみで通気層を確保する縦張り工法です。
原則、釘などが表面に現れず美しい仕上がりが可能です。
金具留め工法

下地となる胴縁上にクリアランス5㎜の金具を留め付けて通気層を確保する縦張り工法です。
原則、釘などが表面に現れず美しい仕上がりが可能です。
釘留め工法

下地となる胴縁上に釘を使用してサイディングを直接留め付ける工法です。
通気層は胴縁の厚みで確保します。
横張り商品に表示しています。
縦張り商品に表示しています。