住宅外観スタイルガイド 『美住』
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今、流行りつつある外観デザインとは?

シンプルモダンの流行以降、日本の住宅デザインは新しい時代を迎えました。現在起きつつある現象を踏まえ、今後のトレンドを占ってみました。

今後の住宅を考える上で重視すべき時代のテーマが3つあります。

長期優良住宅の波
  • 平均耐用年数が30年にも満たないといわれてきた日本の戸建て住宅ですが、国の施策の元、100年単位で住み継がれていく社会資本へと大きく変化しつつあります。
  • 住宅の寿命が延びるほど、外観デザインに対しても、長期の使用に耐えうる飽きの来ない、日本の風土や感性に合ったデザインが求められてきます。
エコと景観への配慮
  • 植栽によるエクステリアの緑化は、温暖化の原因である二酸化炭素の削減に貢献するばかりではなく、良好な景観形成の観点からも積極的に推進されています。
  • 道路や隣りとの境界に、高いフェンスやブロック塀を設けずに、オープン外構にした住宅が増えています。オープン外構は防犯の面からも効果があるといわれています。
モダンスタイルの進化
  • 2000年代に入って、デザイナーズ住宅をきっかけに流行し始めたモダン化の波は、若い世代を中心に支持され、片流れやフラット屋根の住まいが全国に増加しています。
  • さらにモダン化の波は、和風、洋風、ナチュラルテイストなどと結びつき、今や、日本の住まいのスタンダードデザインといえるまでに定着しています。

こうした動向を背景に、注目すべき3つのトレンドをご紹介します。

TREND1 シンプル&ナチュラルの高まり
 
TREND2 シンプルモダンの洗練化
 
TREND3 和のリ・デザイン
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